慌ただしいGWも終わり、仕事も少し落ち着いたので、今月の中旬ごろ数年ぶりにお世話になっているサボテン園に3日かけて行って来ました。
元々自分はトゲものサボテンが好きで、今回訪れたサボテン園はまさにトゲものを得意とされているサボテン園です。
日本のサボテン黄金期を支えた歴史へのロマン
愛知にある守金魔天竜で有名な五十鈴園さんへ
ネットがない時代、全国のサボテンファンが文字だけの「通販カタログ」を心待ちにし、掲載されたわずかな情報から夢を膨らませて注文していました。
そのノスタルジーと信頼感が、今もオールドファンの心に深く刻まれています。
ベテラン趣味家が手放した五十鈴園の株が若い世代に引き継がれるなど、「数字では表せない“積み重ねられた時間”」が株そのものに宿っている点も大きなロマンです。
世に出回ってるサボテンの銘品は「五十鈴園由来」と言われてるものも多数あります。

園の入り口を通ると天井からはぶどうの木がお出迎え


現在は全盛期と比べると棟数が減り少し寂しいですが、それでも並んでる苗は1級品ばかりでした。

過去に何度かお披露目した事がありますが、今でも当園で大事にしている黒王丸の大株は、約8年前にこちらの五十鈴園さんから譲り受けたものです。
本当に素晴らしく、惚れ惚れする株です。
特にFNなどがある訳ではありませんが、自分の中では特別な黒王丸ですので、この株から採取した種子からの実生は、ラベルでわかるように管理しています。
今年もこの株から種子を採取出来ました。


園には昔の写真やカタログなど多数あり、歴史ある写真を見れるのも貴重な体験ですので是非訪園してみて下さい。
愛知から滋賀へ移動
続いてお伺いしたのは滋賀県にある廣仙園さん
こちらの園は関西地区で自分が最も尊敬するサボテン園です。
廣仙園さんの魅力は広大な面積で、トゲものを中心に多品種のサボテンを実生されています。
関東ではほとんど手に入らない北米、南米のマイナー種サボテンを実生されています。
何故、関東であまり手に入らないからと言うと、不人気ゆえにあまり売れない品種が多く、実生する人が少ないからだと思っています。
では関西だと、どこでも手に入るという訳ではなく、やはり廣仙園さんでしか入手出来ない品種は多数あります。
廣仙園さんの栽培や管理方法は大変勉強になり、今回も自分で実生したいと思ったマイナー種などの話をどうしても聞きたく、数年ぶりに廣仙園さんを訪問させていただきました。

各ハウスごとに管理方法を変えたり、水やりも変えているとの事

実生されている品種の多さに圧巻です!

普段あまりお目にかかれない難物マニア種がずらり、お伺いする前に廣仙園さんだったらこの品種あるかな?これもあるかな?
と自分が求めていた品種はほとんどありました。

お話している中でも非常に面白く、興味深いお話は、フレームで管理する北米、南米難物種
このフレーム管理は寒暖差を多く出す事と抜群の風通しが良いのが特徴です。
サボテンの難物種と時々耳にするかもしれませんが、要はほとんどの難物サボテンは夏の蒸し暑さ(高温、多湿)が苦手なだけで環境を作ればそれほど難しくはない品種は多数あると仰られていました。
マンションなどのベランダ軒下管理は意外と適してる品種も結構あると二人でお話をさせていただきました。
また温度、湿度以外に用土なども気を付ければ、それほど難しくは無いように思います。

フレーム管理に非常に興味を持ち、自分の園にも欲しくなりました。
園主の方と何時間もお話をさせていただきましたが、まだまだ聞きたいことが沢山あるので、年内にもう一度お伺いしたいと思っています。
久し売りに廣仙園さんを訪園させていただきましたがやはり素晴らしかったですね。
五十鈴園さん、廣仙園さん本当にありがとうございました!
こちらで掲載させていただいた2つの園は写真の撮影許可、この記事の掲載許可をいただいております。
お伺いした際は写真撮影、SNSの投稿などは必ず許可を取って行って下さい。
また訪園する際は必ず事前連絡をしてから伺うようにしていただければと思います。
五十鈴園 0587-95-6058
廣仙園 090-1445-2298(昼間)TEL&FAX. 749-62-2829
https://kohsen-en.sakura.ne.jp
昨今、サボテンや多肉のイベントも多く、色々な出店者が一度に揃い、とても楽しいですが、サボテン園でしか味わえない魅力は沢山あります。
是非サボテン園に行ったことが無い方は足を運んでみて下さい。
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