• 久しぶりの投稿で少し宣伝になってしまいますが、3月1日(日)に千葉県君津市にあるEarth piece craft さんで販売会を行います。

    Instagramでもお知らせしましたが、普段栽培場で管理している株からタイプの良い選抜苗を持って行こうと思います。

    今回は、普段塊根やユーフォルビアが好きな方にもサボテンの素晴らしさを知って欲しく、サボテンを多めに持って行こうと思います。

    もちろんサボテン以外の品種もございます。

    以前は南米種が好きでコピアポアを始めネオポルテリア、ネオチレニア、ヒルホカクタス(現エリオシケ)を集め実生もしていました。

    ですが4年前の夏、かなり気温が上がった日にハウスの換気が甘く大事な親木を多数ダメにしてしまったのです。

    しばらくの間は残った親木で種子を採り、それを実生する程度でしたが昨年ごろから親木を再び集め、ようやく以前のように実生する環境が整いました。

    数年前に実生した株や昨年接降ろしした株、輸入した苗なども持っていきまのでぜひ手に取ってみて下さい。

    普段の木更津で行っているイベントとは異なり、皆様とゆっくりお話が出来る様にコーヒーなどの飲み物を飲みながらと思います。

    またSABOSABOSTORE、Earth piece craftで購入された方は簡単な食事(天気が良ければバーベキュー?)をご用意しますので無料にて提供いたします。

    是非お待ちしています。

    会場となるEarth piece craft

    SABOSABOSTORE SELECTIONS

    3月1日(日)10:00〜14:00

    千葉県君津市三直178−1

    Earth piece craft

  • “Mezzogiorno”(メッツォジョルノ)イタリア語で南イタリアを意味するそうです。

    前回のフィンランドから、飛行機を乗り継ぎイタリア・ローマに到着。

    イタリア最大の国際空港レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港(Leonardo da Vinci International Airport)

    空港までは、イタリアの友人が迎えに来てくれました。

    この日はこのまま迎えに来た友人宅へ向かい泊めていただきます。

    美味しいワインと食事をご馳走になりましたが、飲み過ぎて次の日は二日酔いでした。

    翌日、南イタリアに向けて出発。

    南イタリアツアーは、2泊3日のスケジュールで、最初の目的地トリカーゼに向かいます。

    その移動距離約600km

    トリカーゼまでは7〜8時間かかるので途中、港町のサヴェッレトリに寄り、この日は観光などもしながらそのまま宿へ。

    昔は有名な観光地で、人で溢れていたそうですが、少し寂れた感じがしました。

    カフェやレストラン、雑貨店などは軒並みシャッターが降りてます。

    友人の話によると、このエリアは失業者が多く、あまり治安が良くない印象でした。

    翌朝、港にあるカフェで朝食。

    無事にトリカーゼに到着。

    上の画像のナーセリーは広大で見るのに1日掛かりました。

    夕方、メッシーナまで移動し2泊目です。

    イタリアで行きたいナーセリーは、次のナーセリーまで車で4〜5時間と遠く、1日1件のペースです。

    翌日は、この旅一番の目的、シチリア島に向かいます。

    この目的地には、有名なコピアポアのコレクターが居て、半分は彼に会う為にイタリアに来た様なものです。

    シチリア島の西側、パレルモまで3日目でようやく辿り着けました。

    コピアポアでお馴染みKKナンバー(Karel Knize)付きの黒王丸実生株、素晴らしい!

    忘れましたが、この辺りは実生20〜30年と言ってたような…

    いくつか大株をお譲りいただき、今でもその株は所有し大事にしてます。

    もっと沢山のコレクションコピアポア(約500〜600株)がありましたが、写真撮影をあまり好まない方なので他の画像はありません。

    パレルモを後にし、帰路もどこか宿泊すると思ってましたが、運転中に友人が明日の昼にお客が来ると言い出し、

    800kmの道のりを、まさかの直帰となりました。

    この時、スマートフォンのGoogleMAPで調べたらノンストップで10時間ぐらいだった気がします。

    帰り道、友人の運転だったので眠くないか?休憩するか?と気を使って聞きましたが問題ないとの事。

    隣で寝るのが申し訳なく、頑張って起きていましたが、気が付けば旅の疲れで爆睡でした。

    自分は爆睡していたので分かりませんでしたが、友人は7時間ほど走って疲れ果て、途中のガソリンスタンドの駐車場で3時間ほど仮眠をとったそうです。

    自分は、友人に起こされた時はすでに翌朝になっていました。

    起こされた時には友人宅の近くで、家に帰る前にカフェにより朝食です。

    カフェでコーヒーと注文すると、イタリアでは大体このエスプレッソ?が出てきます。

    とても苦く飲みすぎると胃が痛くなる。

    唯一心残りなのが、上記画像3枚の実生コピアポアを買っておけば良かったと後悔しています。

    この時、少し高く感じたので買いませんでしたが、とても作りが良く素晴らしいタイプです。

    当時はこの実生苗を見て驚きました。

    もちろん良い親を使っていると思いますが、輸入種子もあるそうで、これだけ作り込みされている実生は、その後中々お目に掛かれていません。

    帰国後、忘れられず1ヶ月ぐらいしてから問い合わせたら既にありませんでした。

    当時は1ユーロ118円ぐらいでしたので買っておけばよかった…

  • 2020年2月に初めてイタリアを訪れました。

    イタリア行きは2019年の夏頃から計画し、10月にはエアチケットやナーセリーを予約をして行くまで楽しみでしたね。

    しかし出発前の2020年に入った頃、世間を騒がせたコロナウイルス(COVID-19)を度々ニュースなどで見る様になり渡航出来るか不安に。

    ですが出発の日には、まだ渡航制限などがかかっておらず、通常通りイタリアへ向けて出発です。

    途中、フィンランドに寄り別便に乗り換えです。

    ヘルシンキの空港はとても綺麗で素晴らし空港でした。

    あちらこちらに美味しそうなカフェやレストラン。

    この時はアジア人はほとんどおらず、ヨーロッパの方ばかり。

    北欧は物価が高いと聞いてましたが、空港はさらに高かったです。

    とりあえず腹ごしらえをしたく、店を探しまわり。

    小エビのカクテルサラダ、何処かで似たようなメニューを見た事があるような…

    このメニューで日本円にして3000円ぐらいでしたね。

    さあ、乗り継ぎの飛行機に乗っていざイタリアへ!

    次回イタリア訪問記

  • つい先日、関西の大先輩が旅立たれました。

    この業界では有名な方でビジネスもバリバリされる方でした。

    6〜7年前にバンコクのカクタスフェアでご一緒させていただき、カクタスフェアが終わった次の週からは、いくつかのナーセリーをまわるのもご一緒させていただきました。

    先輩のお話は非常に興味深いものばかりで、大変勉強になりました。

    先輩は笑いながら「お前は周りから見ると生意気に見えるんだろうな〜」と当時仰っていたのを憶えています。

    言われて特に嫌な気分はせず、今でも褒め言葉だと思っています。

    タイのカクタスフェアでは大勢のタイ人が先輩の所に挨拶に来ているのを見て驚きました。

    SNS(Facebook)などでは多くのタイ人が先輩を追悼していました。

    あなたは日本とタイの園芸界を近づけた、とても重要な方だったと思います。

    数日間一緒だったバンコクで連れて行っていただいたカニ専門料理店、とても美味しかったです。

    次回バンコクに行く際は数年ぶりに行ってみようかな。

    長い間の園芸業界お疲れ様でした。

    ご冥福をお祈りいたします。

  • ウチのような業者はビニールハウスやガラスハウス(温室)が無ければ仕事にはなりません。

    ある程度の面積で苗の繁殖を行ったり、管理をするのに必要不可欠です。

    昨今、LED(植物育成ライト)などの普及により、自宅の室内でも安易に管理できるようになりました。

    場合によってはLED管理の方が綺麗に作れる品種もあるかと思います。

    LEDなどを用いた室内管理は温度調整、光量、風量調整を自動で行うことも現在は可能な様です。

    非常に便利な世の中になりましたね。

    実際、ウチでも少しですがLEDパネルを使用している箇所もあります。

    室内管理とは異なるビニールハウスなどの施設園芸の場合、毎日天気が違うので、湿度、温度、光量が毎回違います。

    しかも日本は四季があるので夏は暑く冬は寒いです。

    品種によっては冬の時期に暖房・ボイラー(電気・灯油)を使用し管理します。

    冬の時期、室内で夏型を管理されている方は、最低温度を20度などにされている方も多いと思います。

    施設園芸の場合、ハウス内を最低20度にする事は現実的ではありません。(莫大な費用がかかる為)

    昔の趣味家の方や業者の方もLEDなどが無い時代でしたので、ビニールハウスを建てる方が多かったと思います。

    ハウスを建てるには土地を用意したり、費用も掛かるので、今ではハウスを建てる若い人は少なくなりました。

    ですが経験値を得るため、サボテン・多肉植物を追求するのにはビニールハウスを所有するのも良いかと思います。

    ビニールハウスを所有すると毎日の様に天気予報を見たり大変ですが、自然相手なので苗が最低何度まで耐えれるか、休眠はどの様にさせるか、天気の変化によって水のやり方を変えるなどのスキルが身に付く事でしょう。

    ハードルは高いですが、ビニールハウスを建てる事を目標にする若い方が一人でも増えれば嬉しく思います。

    自分の周りにいる趣味家の友人や後輩たちの多くは、お金を掛けて自身のビニールハウスやガラスハウスを建てました。

    皆んな管理するのに失敗もあるようですが、試行錯誤を繰り返しながら自分の城での園芸を楽しんでいます。

    いつも建ている時は何をどこに置こうかと考えるのも一つの楽しみです。

    日照の向きなども考えながらなので建てる位置も大事です。

    夏用の施設は自分達で建設しました。

    夏はビニールハウス内が暑すぎるので、外管理に切り替える品種も多数あります。

  • 昨年の9月、数年ぶりにヨーロッパ数カ国へ行って来ました。(ヨーロッパの詳しい話はまた今度)

    今回はオランダ、ベルギー、チェコを訪問しました。

    チェコの知人にコピアポアの実生コレクションを見せていただきました。

    彼はサボテンよりサボテン以外の多肉植物のイメージがある方も多いと思います。

    かなりの年月をかけた実生苗は、コブシサイズにするのに10年以上かかっている物もありました。

    管理は丁寧で播種した日付記録や播種した種子の数、産地データなどがラベルに記載されているサボテンが多数あり。

    中にはデータが無いものもありましたが、自分で眺めるだけのコレクションのようなので問題無いとのことです。

    その中でも特に興味深い好みのCopiapoaは種子のデータをメモさせていただき、帰国後に種子を販売元に連絡し送っていただきました。

    モノにするのに数年は掛かりますが、数年後が楽しみです。

  • 以前から挿し木を地植えすると、どのような結果になるか、いろいろな品種で試しています。

    もちろん、挿し木だけではなく実生苗の地植えも実験中です。

    挿し木は基本的に、まず鉢で根を出してから地植えします。

    ですが、地植えは植える時期、用土、温度管理などで品種によって結果が様々です。

    1つの畑ですと、用土や温度管理が同じ環境になるので、ウチではハウス2棟で少し異なる環境にしています。

    地植えの目的は様々で、株を大きくカッコ良くして販売する、親木目的で開花などをさせるために地植えします。

    販売用で地植えする際は、鉢より成長が早いため、地植えから鉢に植えた際にうまく順化させるのが課題です。

    特に順化も問題無くAdeniaは地植えに適している品種だと思います。

    現在は40種類ほど地植えしていますが、今後は別の品種も試して行きたいと思います。

    Adenia pechuelii

  • 2019年9月に発生した台風15号

    非常に強い勢力で関東地方に上陸しました。

    数値的にはよくある数値の台風でしたが、運が悪かったのは千葉県に上陸した時、台風が千葉の西側を通過した事です。

    通常、台風は中心の左側より右側の方が風が強いので、甚大な被害をもたらしました。

    2019年台風15号(ファクサイ・FAXAI)

    これは近所の農家の方のビニールハウスですが、ほとんどの棟がこのような甚大な被害です。

    ウチの栽培場ビニールハウスも天井が歪んだりと被害が出ました。

    丁度この年に、SABOSABOSTOREの売店を数ヶ月前にOPENしたばかりでしたが、売店も天井のガラスがほとんど割れて、約1ヶ月半営業出来ず。

    台風通過の翌日、この日は1日中電話が鳴りっぱなしだったように思います。

    そんな中、同じ千葉県内にビニールハウスを所有しているお知り合いの方からの電話。

    ビニールハウスが全壊して苗を置く場所が無くなってしまった為、苗を引き取ってほしいとの連絡をいただきました。

    うちのハウスもいくつか被害が出ましたが、近いエリアに複数の栽培場を所有しており、被害の無いビニールハウスもあったので引き取ることにし、連絡をいただいた方の元へ向かいました。

    到着した時には、その無残な姿に涙が出そうでした。

    前日夜に台風が千葉を通過し、雨風の音や台風被害を想像すると不安で夜寝られず一睡も出来ませんでした。

    翌日のこの日は通過後でしたが、物凄い猛暑だったので、フラフラになりながら苗を救出し車いっぱい引き取りました。

    あれから6年、このクラスの台風は上陸していませんが、毎年この時期になりニュースで台風情報など放送されると、この日の記憶が蘇ります。

  • 普段Instagramなどに投稿しない内容を書こうと思い、何を書こうかと迷いましたが、過去に行った海外の様子を今後定期的に投稿しようと思います。

    まず始めにタイですが、東京からは直行便で約7時間で行けます。

    比較的、物価も安く治安も良いと思いますので、観光目的で日本から行く方も多いですね。

    自分が最初に行ったのはいつ頃だったかは忘れましたが、この仕事を始めてから気がついたら20回程行っていました。

    そんなタイの魅力ですが、温暖な気候で夏型種の生産は世界を見ても群を抜いていると思います。

    日本の先人達からお話を伺うと、約30年前のタイはアデニウムや一部のサボテンぐらいしか買うものが無かったと仰っていました。

    現在ではサボテン、多肉植物、ブロメリア、観葉植物など、温暖な気候に適した品種は何でもあると思います。

    自分もタイで植物を見たり仕入れたりするのが面白く、ピークの時は年に4〜5回タイへ行っていました。

    バンコクで開催されるイベントに行くと、日本から来られているバイヤーさんもたくさん来場されていました。

    今から紹介する画像は多分7年ぐらい前に行った時だと思います。

    Senna meridionalis

    マダガスカルに自生するマメ科の灌木

    今では日本でよく見かける品種となりました。

    数年前はマダガスカルより少量の現地株が入っていた記憶があります。

    画像は実生株ですが、タイで大きな実生株を見たときは衝撃でした。

    マダガスカルから入っている現地株より、タイで実生された作り込み株の方が断然かっこよく興奮しましたね。

    この品種は別の灌木と比べても比較的丈夫だと思いますので、初心者の方にもおすすめです。

    Adenium

    こちらはタイでも有名なアデニウムを専門とするナーセリーです。

    見学したいと尋ねたら、こちらの社長が快くOKしてくれました。

    日本でも未だに人気があり、パキポディウムよりも安価でホームセンターなどでも入手可能だと思います。

    チャトチャックマーケットでは多肉植物以外もたくさん販売されています。

    コロナ後の現在は、出店数なども減り少し寂しいですが、いろいろな植物が販売されていますので、タイを訪れる際は一度足を運んでみてください。

    タイ紀行の続きはまた次回に…

  • 園芸に対する思いや海外渡航の話、栽培の記録など。

    普段SNSなどに掲載しない内容を書けたらと思っていますが、気まぐれに更新して行きます。